賛同人の皆さんからのメッセージ
更新日:2021年6月4日
わいせつ教員問題について、全国学校ハラスメント被害者連絡会として、12月28日に文科省に陳情し、声明文を発表し、文科省記者クラブで記者会見しました。
声明文発表にあたり、専門職の皆さんから賛同のメッセージをいただきました。
賛同人
2020年12月27日現在
五十音順
伊藤絵美さん 洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長 臨床心理士・公認心理師
「幼少期・児童期・思春期に受けた性被害体験のトラウマや後遺症の深刻さは、大人を対象として心理臨床を行う人間として痛切に感じていることです。どうか子どもに対する性加害を根絶する方向で政府には動いてもらいたいと思います。」
井上祐紀さん 児童精神科医
「子ども期に性被害を受けることによる心身の健康被害は甚大です。社会がこの問題に真剣に取り組み、子どもが安全な場所で生活・学習ができるという当たり前の権利を守らなくてはなりません。子どもファーストの社会の実現をあきらめるわけにはいかないのです。」
斉藤章佳さん 大船榎本クリニック 精神保健福祉士・社会福祉士
「子ども性加害経験者は、治療を受けたとしても別の職業選択をさせるべきだと考えています。最初の引き金を避けるのが治療の大原則ですから」
林美子さん ジャーナリスト
「性暴力が被害者に深刻な影響を及ぼし、人生そのものを変えてしまうことへの社会的な理解が不十分だと感じています。とりわけ子どもへの性暴力については、政府はその根絶を目指して政策に取り組んでほしいと思います。」
他にも医師、公認心理師、臨床心理士など、性暴力被害者、加害者への治療を行う専門家の皆さんに賛同をお願いしています。
